現地での文字彫刻作業の流れ

2011-09-03

現地で墓石に法名を文字の追加彫刻した模様をレポートします。

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まずは、墓石にあらかじめ用意した原寸大の文字を切り込んだ
ゴムシートを彫刻する箇所に貼り付けます。

 

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位置を確認した後、次にゴムシートの刻んだ文字の
切り込みの部分だけを丁寧にはがしていきます。

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全てはがしたら、ゴムシートが作業中にずれないよう、
ゴムハンマーで接着を強化します。

 

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次に文字へアルミの粉を吹きつけるための道具をセットします。
このカバーをつけて周りに粉が飛び散らないようにします。

以前は鉄粉を使用していましたが、サビが出る可能性があり、
当店ではすべてアルミの粉を使用するように改善しました。

 

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移動式の発電機が使える場所であれば、
だいたいどの場所でも作業をすることができます。

 

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すべての道具のセットが完了しました。
いよいよ彫刻作業の開始です!

 

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文字の彫りの深さなどは職人の腕次第なので、
彫り手によって良い文字になるかどうか決まってきます。

 

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カバーをしていても、石を削るわけですから石粉が
多少舞います。専用のマスクを付けていないと作業はできません。

 

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この小さな窓から文字の彫り具合を確認して
慎重にじっくりと時間を掛けて彫刻します。

 

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エアーコンプレッサーでこの白いアルミの研削材を使います。
砂のような感触ですが、これをすごい圧力で吹きつけ、
石をじわじわと削っていくのです。

昔のようにノミでトンカチするわけではありませんが、
それでも地道な気の遠くなるような作業です。

 

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彫刻作業が終わった直後のまだゴムシートを
つけたままの状態です。このままだと、石の地色しか見えないので・・・

 

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「墨入れ」と言って、黒のラッカースプレーを使って色を入れていきます。
特に白御影の石は墨を入れないと見えづらくほとんど墨入れを行います。

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ゴムシートを付けた状態で墨入れをするとちょうどマスキングテープの
ような役割になるので、このまま丁寧にはがしていくときれいに墨が残ります。

 

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試しに墨を入れずにはがしてみました。こんな感じで、
墨入れをしていないところはちょっと見えづらいですよね。

でも、黒御影石などの色の濃い石などは、墨入れをしなくても
磨いた面と削った面との色の差がはっきりでるので入れないほうがいい場合もあります。

 

今回のお客様は生前法名を生前墓に彫るというご注文だったため、
文字数も少なくすみました。作業の合計時間としては大体3~4時間ほどです。

移動時間や準備時間を含めるとやはり半日は掛かります。

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